遮熱効果と断熱効果を両方もつハイブリッド型の塗料「キルコ」のシリーズ製品について解説しています。
シンマテリアルワンが提供する屋根用の遮熱・断熱塗料です。「遮熱」「断熱」「防水」の効果があり、工場や倉庫、一般住宅など幅広い建物で採用されています。太陽熱を塗膜が反射するのはもちろん、ハチの巣状に充填された高密度な中空ビーズ層により、塗膜の熱を通しにくい構造になっているのが特徴。夏は室内の温度上昇を抑え、冬は保温効果を高めるため、冷暖房効率が上がり、光熱費を削減できるでしょう。
太陽熱を約90%反射する遮熱効果と、熱伝導を抑える断熱効果を持つハイブリッド型の塗料です。塗装することで室内温度の上昇を抑えられ、建物の温度管理や光熱費の削減に寄与します。塗膜の耐久性が高く、長期的なコストパフォーマンスにも優れているのが特徴です。
窓ガラスの内側にローラーで塗布する塗料です。色合いや温度効果が異なる2種類の製品(ハイパーGキルコ/クリアーGキルコ)をラインナップ。ハイパーGキルコの場合、太陽の近赤外線を約40%遮断し、紫外線を最大99.9%カットする効果があります。
このサイトでは、キルコシリーズなど遮熱塗料を調査し、工場の屋根向け遮熱対策を特集しています。既存の遮熱対策に満足していない、何を選択していいのか分からない担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
施工事例が見つからなかったため、代わりに効果測定の事例を紹介しています。
2007年8月に埼玉県の倉庫を用いて行われた測定事例です。約1,200平方メートルの折板屋根にキルコを塗り、塗装前後で屋根表面温度と倉庫内温度の推移を比較しました。外気温が同じ34.0℃の日のデータを比較したところ、未塗装時は屋根表面温度が58.5℃、倉庫内温度が31.5℃だったのに対し、塗装後は屋根表面温度が36.5℃、倉庫内温度が27.0℃という結果に。屋根表面は22.0℃、倉庫内温度は4.5℃の温度低減が確認されました。
社名 | 株式会社シンマテリアルワン |
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本社所在地 | 東京都中央区湊3-5-10 VORT新富町6F |
公式HP | https://www.kiruco.jp/ |
暑さ対策にはさまざまな方法がありますが、工場・倉庫でまず行いたいのが遮熱対策です。遮熱とは、外の熱が室内に入るのを防ぐことです。
夏場の強い太陽光によって屋根や外壁は非常に暑くなりますが、遮熱対策をすることで、その熱が室内に伝わらないようにすることができます。工場・倉庫では、特に熱を持ちやすい「屋根」「窓」「機械」に遮熱対策をするのがおすすめ。以下で詳しく見ていきましょう。