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熱まもーれシリーズ(株式会社エステック21)

目次

工場内の暑さ対策や高温設備を覆うシート、作業場の熱を遮断するカーテンなどの用途で使用されている「熱まもーれシリーズ」に付いて解説しています。

熱まもーれシリーズの特徴

太陽の放射熱を最大97%反射する遮熱シート製品のシリーズです。用途に合わせて選択できるよう、幅広い製品をラインナップしています。シート状なので軽くて薄く、扱いやすいのが特徴。腐食防止加工が施されているため、腐食による劣化を防げます。工場や物流倉庫、プレハブやコンテナ、店舗・ビル、学校や公共施設など、幅広い建物の暑さ対策として活用されているようです。

熱まもーれシリーズのバリエーション

遮熱シート透湿不燃性SP-Air

遮熱シート透湿不燃性SP-Air
引用元:エステック21公式HP
(https://www.s-tech21.biz/products/tb.html)

工場の屋根下、天井裏、壁などに使用できる遮熱シートです。アルミシート、接着剤、ガラスメッシュシート、接着剤、ガラスファイバーからなる5層構造で、約95~97%という高い反射率で遮熱性能を発揮します。表面にある無数のピンホールは透湿性を確保するためのもの。耐腐食加工も施されており、酸やアルカリ、電蝕による劣化を防ぎます。国土交通省より不燃認定を受けているため、火気を使用する工場でも採用しやすいでしょう。

遮熱シート汎用不燃性SP-PRO

遮熱シート汎用不燃性SP-PRO
引用元:エステック21公式HP
(https://www.s-tech21.biz/products/tb.html)

工場の屋根下、天井裏、壁、機械設備等、さまざまな場所に使用できる遮熱シートです。防蝕コーディング、アルミシート、接着剤、ポリエチレンフォーム、接着剤、アルミシート、防蝕コーディングの7層構造で、放射熱の反射率は約95~97%となっています。こちらの製品も国土交通省より不燃認定を受けているため、火気を使用する工場で採用しやすいでしょう。

このサイトでは、熱まもーれシリーズなど遮熱素材を調査し、工場の遮熱対策を特集しています。既存の遮熱対策に満足していない、何を選択していいのか分からない担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

熱まもーれシリーズの施工事例

工場倉庫屋根下の暑熱対策

夏場、工場内に熱がこもる状況を改善する目的で、熱まもーれが採用された事例です。屋根下と壁にアルミの遮熱シートを取り付けたところ、施工前と施工後では屋根下の温度差が22℃も変化したそうです。日当たりの良い壁にも遮熱シートを取り付けたことで、より遮熱効果を体感できる結果となっています。

熱まもーれシリーズの製品データ

(※)熱まもーれシリーズ製品における最高値です。製品により反射率は異なります。

熱まもーれシリーズの会社概要

社名 株式会社エステック21
本社所在地 福岡県遠賀郡遠賀町田園3-2-27
公式HP https://www.s-tech21.biz/
【目的別】
工場・倉庫の遮熱対策を比較

暑さ対策にはさまざまな方法がありますが、工場・倉庫でまず行いたいのが遮熱対策です。遮熱とは、外の熱が室内に入るのを防ぐことです。
夏場の強い太陽光によって屋根や外壁は非常に暑くなりますが、遮熱対策をすることで、その熱が室内に伝わらないようにすることができます。工場・倉庫では、特に熱を持ちやすい「屋根」「窓」「機械」に遮熱対策をするのがおすすめ。以下で詳しく見ていきましょう。