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リフレクティックス(株式会社R-CRAFT)

目次

輻射熱の99%を反射する遮熱シート「リフレクティックス」について解説しています。

リフレクティックの特徴

R-CRAFTが提供している遮熱シートです。宇宙産業で使用されている反射絶縁材料を地球環境向けに応用しており、輻射熱の99%を反射します。高純度のアルミ箔を使用しており、紫外線も99%反射するため、耐久性・耐候性にも優れているとのこと。工場や倉庫、商業施設、冷蔵・冷凍倉庫など、様々な現場で活用されています。施工方法に問題があると十分な効果を発揮できないため、リフレクティック単体での販売は行っていません。R-CRAFTの研修を受けた作業員が責任を持って施工しています。

リフレクティックのバリエーション

リフレクティック
引用元:R-CRAFT公式HP
(https://r-craft.jp/reflectix_01/)

画像を見る限り、薄さや形状、材質の異なる製品を用意しているようですが、詳細は記載されていませんでした。リフレクティック単体での販売は行っていないため、用途やシートを敷設する場所に応じて、適切な製品を提案・施工してくれるのでしょう。基本的には接着剤を使わない7層構造(アルミ箔、ポリエチレン、バブルポリエチレン、ポリエチレン、バブルポリエチレン、ポリエチレン、アルミ箔)になっているそうです。

このサイトでは、リフレクティックなど遮熱素材を調査し、工場の遮熱対策を特集しています。既存の遮熱対策に満足していない、何を選択していいのか分からない担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

リフレクティックの施工事例

製造会社の倉庫における施工事例

蓄熱を防げると聞いて屋根に太陽光パネルを設置していたものの、イマイチ効果を感じられず困っていた製造会社の事例です。追加工事を検討した結果、屋根表面(屋外側)ではなく、屋根内側(天井側)に敷設できるリフレクティックを採用することに。施工後は天井の温度が45.6℃から38.1℃まで低下したそうです(※エアコンをつけない環境でサーモグラフィーにて計測)。

産業設備製造会社の工場における施工事例

夏場は外よりも熱く、冬場は外にいるかのように寒いという課題を解決するため、リフレクティックを導入した工場の事例です。とくに暑さ対策が課題でしたが、クーラーを増設すると月々の電気代の負担も増えてしまうため、遮熱工事にいたったとのこと。屋根と外壁にリフレクティックを施工した結果、施工前は44℃でしたが、施工後には25℃まで低下したそうです(※天井面温度測定データ)。

リフレクティックの製品データ

リフレクティックの会社概要

社名 株式会社R-CRAFT
本社所在地 新潟県燕市吉田東栄町14-23
公式HP https://r-craft.jp/
【目的別】
工場・倉庫の遮熱対策を比較

暑さ対策にはさまざまな方法がありますが、工場・倉庫でまず行いたいのが遮熱対策です。遮熱とは、外の熱が室内に入るのを防ぐことです。
夏場の強い太陽光によって屋根や外壁は非常に暑くなりますが、遮熱対策をすることで、その熱が室内に伝わらないようにすることができます。工場・倉庫では、特に熱を持ちやすい「屋根」「窓」「機械」に遮熱対策をするのがおすすめ。以下で詳しく見ていきましょう。