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IS遮熱シートシリーズ(株式会社石蔵商店)

目次

計3種類の製品をラインナップしているIS遮熱シートシリーズ(旧プロックス遮熱シート)について解説しています。

IS遮熱シートシリーズの特徴

石蔵商店が提供するシート状の遮熱材です。主に工場や倉庫の環境改善を目的として利用されています。シート表面のアルミ箔が輻射熱を97%反射するため、夏場の室温上昇を抑えられる仕組み。均一な薄さのシートを貼り付ける施工方法なので、塗料のような塗りムラが発生しません。また、屋根表面ではなく屋根の内側に貼り付けるため、雨風で劣化しないのが特徴です。製品規格として、建築物対応用のGC-R、機械設備対応用のGC-M、断熱効果・結露対策用のFP-Dがあり、それぞれ厚みやサイズが異なります。

IS遮熱シートシリーズのバリエーション

GC-R

GC-R
引用元:石蔵商店公式HP
(https://www.ishikura-k.co.jp/products/is_heat_block_sheet/)

屋根下、天井裏、壁、屋外などの建築物全般に使用できる遮熱シートです。厚みは0.2mmとなっています。

GC-M

GC-M
引用元:石蔵商店公式HP
(https://www.ishikura-k.co.jp/products/is_heat_block_sheet/)

機械設備、ダクトなどに使用できる機械設備用の遮熱シートです。厚みは0.18mmとGC-Rよりも薄めです。

FP-D

FP-D
引用元:石蔵商店公式HP
(https://www.ishikura-k.co.jp/products/is_heat_block_sheet/)

断熱効果・結露対策用の用途がメインの遮熱シートです。5.0mmと厚めで、屋根下、天井裏、壁、冷蔵冷凍庫などに使用できます。

このサイトでは、IS遮熱シートなど遮熱素材を調査し、工場の遮熱対策を特集しています。既存の遮熱対策に満足していない、何を選択していいのか分からない担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

IS遮熱シートシリーズの施工事例

最大で10.2℃の遮熱効果を発揮

公式HPには施工事例画像が多数掲載されています。シート状なので、施工天井の形状を問わずに貼り付けることが可能。天窓や通風孔・通気口のくり抜きにも対応できるようです。2021年には、株式会社ツルクの2階建て倉庫(施工面積/未施工面積:各1,500m2)でIS遮熱シート施工前後の温度変化を計測する実験を行っています。12時から13時の時間帯で日中の温度推移を計測したところ、最大で10.2℃の温度差が生まれていることから、遮熱効果が高い製品だとわかります。

IS遮熱シートシリーズの製品データ

IS遮熱シートシリーズの会社概要

社名 株式会社石蔵商店 建材事業部
本社所在地 福岡県福岡市東区多の津1-2-4
公式HP https://www.ishikura-k.co.jp/
【目的別】
工場・倉庫の遮熱対策を比較

暑さ対策にはさまざまな方法がありますが、工場・倉庫でまず行いたいのが遮熱対策です。遮熱とは、外の熱が室内に入るのを防ぐことです。
夏場の強い太陽光によって屋根や外壁は非常に暑くなりますが、遮熱対策をすることで、その熱が室内に伝わらないようにすることができます。工場・倉庫では、特に熱を持ちやすい「屋根」「窓」「機械」に遮熱対策をするのがおすすめ。以下で詳しく見ていきましょう。