アルミ箔製の遮熱シート「エネサーブシート」について解説しています。
エネサーブが脱炭素・省エネルギー事業の一環として提供しているアルミ箔製の遮熱シートです。室内温度上昇の主な原因である輻射熱を大幅にカットします。これにより、エアコンの使用負荷を抑えられるほか、夏場でも作業員にとって快適な作業環境を実現可能。省エネ効果やCO₂排出の削減、経費削減などに寄与します。また、国土交通省の不燃材認定を受けているため、万が一火災が起きても燃え広がりを防げるでしょう。施工方法としては、経済性を考慮した内貼工法を優先的に提案しています。
エネサーブシートはシリーズ製品しておらず、バリエーションはありません。今後のシリーズ展開に要注目です。
このサイトでは、エネサーブシートなど遮熱素材を調査し、工場の遮熱対策を特集しています。既存の遮熱対策に満足していない、何を選択していいのか分からない担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
夏場の猛暑対策、作業員の業務環境改善を目的として行われた施工事例です。大型のシーリングファンも検討していましたが、エネサーブから遮熱シートの提案を受けたとのこと。各商材の遮熱効果や性能を比較したり、施工済の工場を見学に行って遮熱効果を体感したりして、最終的にエネサーブシートの採用に至ったそうです。部分的な対策ではなく、工場の屋根全体をシートで覆ったことで、建物全体の温度上昇を緩和しています。
2018年8月13日に実施されたスレート屋根における効果実証実験の事例です。エネサーブシートを貼り付けた面と未施工の面で、天井(室内側)の表面温度を測定し比較したところ、エネサーブシートを貼り付けた面は最大55.3℃、未施工の面は68.32℃という結果に。エネサーブシートによって、13℃程度熱上昇を抑えられていることが分かりました(※各温度は熱電体温時計による実測値です)。
社名 | エネサーブ株式会社 |
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本社所在地 | 滋賀県大津市月輪2-19-6 |
公式HP | https://www.eneserve.co.jp/ |
暑さ対策にはさまざまな方法がありますが、工場・倉庫でまず行いたいのが遮熱対策です。遮熱とは、外の熱が室内に入るのを防ぐことです。
夏場の強い太陽光によって屋根や外壁は非常に暑くなりますが、遮熱対策をすることで、その熱が室内に伝わらないようにすることができます。工場・倉庫では、特に熱を持ちやすい「屋根」「窓」「機械」に遮熱対策をするのがおすすめ。以下で詳しく見ていきましょう。